夜咄(よばなし)

今日は、13時から21時までの長~いお稽古でした。写真は夜咄(よばなし)です。ロウソクの明かりだけで空間を照らし、戦国時代の雰囲気をそのままに表現されていて、とても貴重な体験をさせて頂きました。戦いで疲れて帰ってきてこの薄暗い中に安らぎを感じていたのかと思うと、頭が下がります。

秋草なつめ。なつめの模様が明るいところで見た時とはまた違って見えて、金の蒔絵が浮かび上がってくる様でした。螺鈿(らでん)の部分もキラキラと輝いて見えます。

洋ロウソク(左)と和ロウソク(右)を使いました。なたね油に芯を入れて火をつける家もあったようですが、裕福でないと油が買えない時代ですし、夜更かしは裕福な人しか出来ないことだったんだですね。

それにしても、小間(4畳半より小さい部屋)でロウソクの明かりだけで、風も入れられないし…結構暑かったです;昔の人ってすごいです。

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茶入れ

茶入は濃茶を入れる容器で、お点前をする時は仕覆で包んで茶席へ持ち出します。 信長や秀吉の時代には、茶入れは戦功の褒賞としてやり取りされ、中には、一国に匹敵するほどの価値を認められたものもあったのです。

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煙草盆

”煙草盆”最近では実際に火をつける事は少ない様ですが「此処では煙草でも喫んでくつろいでください」という意味があります。客側から見ると、煙草盆が出されている場所というのは必要以上に気を張らなくても良い所だと言うことなのですね。

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ムクゲとお軸

お稽古で飾られていた、お軸とお花です。お軸には「瀧」という字が書かれています。瀧を一本のまっすぐな線で表現されていて、力強く流れる水の音が聞こえてくる様でした。その脇にはムクゲが優しく微笑んでいます。

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秋草なつめ

先日のお稽古で使った、秋草なつめです。 細やかな装飾で、儚げな秋を表現されていて、とっても素敵でした。

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